作品感想録「プロメア」
先ほど劇場で見てきました。いやいや、大興奮ものでした。すごい（語彙力）。
気持ちよくお酒を飲みながらの感想戦です！極力ネタバレを回避できるよう尽力いたします。
総括的感想
ストーリー、うまく手短に説明できる自信がないので公式サイトをお読みください...
率直な感想はノリと勢いと熱血なのにきっちり2時間で後腐れなく終わらせられたのすごいなあと。プロメア見た後はなんというか爽快感しか残りませんでしたねー。
「ああああ！いいもん見たなあああああああ！気持ちいいいいいいいい！」という感じの。設定はかなりぶっ飛んだ世界観な気がするけどやってることはTHE・王道という内容だったように思います。
僕はね、王道ものが大好きなんだ...お約束で胸が熱くなって目から汗が出るような男なんですよ...それだけにぶっ飛んだ設定で王道ものをやってくれたというのは大変良かったですね。個人的にノリは「戦姫絶唱シンフォギア」に近いなあと思いました。
映像
かなり特徴的だなって思ったのが映像表現ですね。
キャラデザはまさしくTRIGGER作品だなって感じがしましたが、炎や氷の表現が面白いものになってました。どちらも幾何学的な表現になってました。炎はアップになると三角形（三角錐だったような気も）を中心に構成、氷や水なんかは立方体や直方体を中心に構成されていました。
僕自身がそういう表現を目にしたことがなかったので単純に珍しいなあと思ったのと、これのおかげで独特な世界観の構築に一役買っているのではないかなあっと感じました。なかなかに面白い表現でした。
で、忘れてはならないのがバトル描写ですよね。さすが劇場作品ということもあり、画面全体で縦横無尽かつダイナミックに動いてました。僕としてはこれだけで見に来た甲斐があったというものです。
登場するメカのギミックなんかも良かったですねえ！そうそう、こういうのが好きなんだよ！パンフ売り切れてたのが残念ですが、設定資料集なんかが発売されたら是非とも買いたいです。プチネタバレになっちゃいますがガロの装備とか終盤出てくるメカとか、バーニングレスキューのメカがめちゃくちゃカッコイイのでまだ見てない人は劇場へGOだ！！！
音響
これは是非ともそれなりに設備の整っている劇場で見てほしいですねー。やっぱり迫力が違います。僕がわざわざ劇場まで足を運ぶ理由が、自宅では再現が難しい音響のためですね。特に最近のアニメ作品は、ガルパンのヒット以降音響に力を入れているように思います。
ただ具体的にどこがどう良かったかはあんまり覚えてないです...申し訳ない...もう一回は見に行って確認したいところですね。後はオサレBGMが個人的に好きです。Vocal有の楽曲もなかなか良かったです。
ストーリー・キャラクターなど
まあこれはネタバレになるのであんまり書けないですが、冒頭にも書いたように王道ものって感じがしましたね。2人の主人公、最初は全く正反対の二人がー...って感じですねえ。しかしリオ君はもう一人の主人公、というより完全にヒロインだったような...なんか色々とヒロインムーブかましてましたし...そりゃガロとリオ君のカップリングが流行るわけですよ！この二人なかなかいい関係してると思いました。
しかし！僕としてはやはりガロとアイナちゃんの関係を推していきたい！
二人のこう、なんというかテンプレみたいなやり取りだったり、アイナの性格や振る舞いだったり夫婦みたいな感じがしました。途中の甘酸っぱいやり取りなんかもありましたが、お互いに信頼し合ってるというのが垣間見えましたね（僕の妄想だったのかもしれない）。
後アイナちゃんがエロい、あやねるの演技最高。女の子の四つん這いパイロット状態いいよね...
声優・俳優
堺雅人が出てる、くらいは知ってたのですがガロ役が松山ケンイチさんだったのは驚きでした。あそこまで熱血キャラにハマるとは...松山ケンイチさんの熱演ぶりが大変良かったですねえ。後は堺雅人さんさすが！という感じ。半沢直樹でも見せた淡々とした喋り口調から一転しての叫びの演技だったりはこの作品でも随所で見られました。
そして、起用された声優の方々もそれはもう実力派ばかりで納得させられるものでしたねー。
最後に
改めて、この作品をTLで話題に出してくださった団員の方々に感謝したいです。作品が公開されるということ自体は知っていたものの、僕の行動上、あまり自らオリジナルを開拓していく、というものがなかったので本当にこの作品を推してくださってありがとうございました！まさかここまで僕の好きな要素を含みつつも多くの人が楽しんでいる作品があるとは思わなかったので...
正直一回見ただけじゃまだまだ物足りない感じがするので近いうちに二周目を見たいです。
