酒のみサブカルオタクの忘備録

Twitterだと書ききれないオタク趣味に関するアレコレを記事にしたいと思います。

※ネタバレ有 作品感想録「ガールズ&パンツァー最終章第2話-その2-」

こんばんは~。

公開3週目を迎え、早くも冒頭10分がyoutubeで配信され始めました。
早くね????????太っ腹だぞガルパン公式!!!!!!!
見たい人は下記からどうぞ~。


www.youtube.com

さてさて、前回の続きということで本編の後半部分の感想を述べていきましょう。

 

 2回戦 VS 知波単学園


劇場版ではエキシビション・大学選抜戦と大洗と共に戦った知波単学園と、遂に公式の場で試合を行うことになりました。

日常パートの福田ちゃんとバレー部のアレコレもあり、これまでの知波単とは一味違うような雰囲気が漂っていますね。桃ちゃんも最初は慢心してましたが西住ちゃんの発言もあり、より一層気を引き締めて挑む様子。

 

さてさて、そんな大洗に対して知波単が取った作戦は、ずばり「たらし焼き式突撃作戦!!!(命名俺)」

福田ちゃんが大洗に行った際に閃いた戦術ですね。これがなかなか面白い。劇場版でも西隊長が「撤退ではない、転進だ!」と言い換えたり、無理やり突撃にしたりとしていましたが、今回はそれをさらに進化させた戦術でした。

「さよらな突撃」「ごきげんよう突撃」「足踏み突撃」など、ただ単に突撃するだけでなく、後退、中距離射撃など多種多様な戦術を織り交ぜて大洗学園を苦しめました。

 

かつては全国ベスト4に行ったこともある知波単学園。劇場版でも乗員の練度の高さは覗えましたが、さらに戦術や戦略を取り入れるとその強さはかなりのものになりました。いやあほんとに強いですね。

 

さらには大洗の行動を先読みし、まさかの「特二式内火艇」まで投入しじりじりと追い詰め、最大戦力であるP虎を撃破!ほんとに大洗負けるんじゃないかと思ってしまいました。いや最終章はほんとに大洗が負けるかもと思わせてくるんですよね。すげえや。

そしてまさかの「特二式内火艇」!いやいやいや、こんなん出してくると思わないじゃん?ずるいわああ、製作スタッフさすがだわあ...

 

しかし、さすがの大洗。天候や地形を利用し逆に知波単を追い詰めますね。

遂に絶対絶命に陥った知波単学園。その時西隊長が下した決断は...

 

「撤退する!!!!!!!!!!!」

そう!まさかの知波単が撤退!!!!!!!!!!

これには思わず目頭が熱くなってしまいました。頑なに突撃に拘っていた知波単が遂に、撤退をして立て直すようになるなんて。ライバルも打倒大洗のためにドンドン成長するんですよね。熱いなあ。

そしてここで2話は終了。いやあ焦らしますねえ!3話が待てませんよ!!!!!

最終章のテーマについて考察

僕は「変化」だったり「変革」をテーマにしていると思っています。まず、ライバル校なんですが1回戦のBC自由学園は、戦車道で勝つために学園内の対立を乗り越えて、強固なチームワークを組むことで勝利へと進もうとしています。また、2回戦の知波単学園は、過去にうまく行った突撃onlyの戦術から脱却して、多種多様な遊撃をしかけるまでに変わりました。

その他では、黒森峰のまほの留学による変化もありますね。

ライバル校は、夏の優勝校である大洗を倒すためにどんどん変化を起こしているわけなんですよね。その他校の変化に対して、大洗がどのように戦っていくかが今後の肝になってくると思います。

 

しかし、おそらく変化するのはライバル校だけではないでしょう。

日常パートで描かれた、桃ちゃんの家庭事情や絶対に国公立に行かなければならない理由。これはきっと桃ちゃんにも何かが起こるフラグのように思えます。

これまでだとただのポンコツに見えている桃ちゃんでしたが、最終章ではみほの助言をすんなり受け入れたり、1話冒頭では積極的な作戦の立案を行ったりと、徐々に隊長として成長していると思います。

桃ちゃんが隊長として、さらなる成長を遂げたとき、きっとそれは大洗に大きな変革をもたらすのではないでしょうか?

最終章での大洗の描かれ方

テレビアニメや劇場版では当然主人公側であり、挑戦者側だったんですが、最終章を見るに、どうも大洗女子学園が「ラスボス」もしくは「倒すべき強豪校」のような描かれ方をしてるように見えます。

1話はそうでもなかったんですが、2話ではそれが顕著になってきたなあと。

BC戦での押田の背面カメラ回しだったり、BCと知波単が奇策を呈して強大なライバルに立ち向かっていく様子だったり。

本編のセリフでも何度か「夏の王者」と大洗が表現されていましたしね。

 夏の優勝や、大学選抜に対する勝利を経て、大洗の立場というのも「ただの弱小校」から「様々な戦術を駆使する強豪校」に変化したんだと思いますね。

 

そう考えると、本編中のみほの淡々とした指示や喋りがほんとに怖く感じてしまうんですよね。今のみほはライバルからこんなにも恐れられているのかと...

 

後はそうですね、かつての大洗が「あんこう踊り」でチームの士気を高めていたように、BCは「La chanson de l'oignon」を、知波単は「知波単のラバさん」を歌っていましたね。まあ大洗の時とは若干状況が違いましたけど(BCは比較的互角の状況の中での陣地転換、知波単は有利に事を進めておりさらに隊員の士気向上に)。
この2曲も主人公側が歌っているかのような使われ方に感じました。特に2回目の「La chanson de l'oignon」は、マリー様、安藤、押田の3人だけで歌っていて、大洗の猛攻を高等テクで乗り切りながらの歌唱だったのもあって勇猛さが存分に表れていました。
歌の演出一つでもここまでライバル校を魅せることができるんだなあ。

 

その他雑感等まとめ

お好み焼き「道」のポスターたち

BOCORDI(BACARDIのパロか)、氷山空母ストロング(氷結ストロング)、カチューシャのよくわからんポスター、ボコカレー(ボンカレー)、ドレッドノートで行く世界一周の旅(何それめっちゃ行きたい)。

ガルパンはこういう小ネタをところどころに仕込んでくるので細部まで見逃さないといけないようにしないといけないんですよねー。

 

・祝!コアラの森学園出演

「まさかコアラが隊長じゃないよねー!」の濃厚なフラグからの見事な回収で映画館を笑いの渦に包んだ例の高校です。学園艦の所属がなんと地元である鳥取県ということで勝手に親近感を持ってました。

コアラということからオーストラリア系の学校だろうなあとは思ってましたが、いやほんとにコアラ出てくるとは思わんかった...頭がおかしいのでは?????

 

・BC自由学園のあれこれ。マリー様Kawaii問題

押田と安藤のコミカルな掛け合いもありギャグ要員感もありましたが、改めて隊長・副隊長クラスの恐るべき技能を見せつけてきましたね!

息のあったチームプレイ、咄嗟に前に出て後続を庇い手で指示を送りつつ最後には健闘を祈るように見えた押田、フラッグ車を護るためにあえて隊長車を弾き射線上から逃がす安藤、そして戦術眼や常に余裕を持って挑むマリー様。

アズミが言っていた「団結すれば強い」というのも間違いないですね。今後の活躍に期待です!(果たして再登場はあるのか)

 

そ・し・て!!!!!!!

マリー様可愛すぎやしませんか????????????

1話の時よりも色んな表情を見せてくれるマリー様すき。

普段はお淑やかで貴族じみたちょっと世間外れな言動に目が向いちゃうけど、ケーキをもぐもぐしてる顔、同士討ちに気付いた時の焦った顔、アズミの前ではちょっと遠慮がちに「~していいかしら?」と聞くところ、同士討ちを止めさせるときに見せた凛々しいお姿、とんでも身体能力。挙げればきりがないな??????????

みんなもマリー様のこと好きになってください。

 

ではでは今回はこの辺で~。後何回かは見に行くと思うのでその時に思ったこともまた書くかもしれないですが。